とちおとめ育て方と記録

自分の記録用と家庭菜園始めたての方の参考になれば良いなと思っています!!

水やり水好き度:4(5段階)
夏場なら1日に1、2回
冬場4,5日に1回
基本土が乾いたらしっかりあげる
排水性が高い物が良い
弱酸性を好む
肥料元肥
緩効性肥料窒素少な目リン酸多め

追肥
2上旬頃に、化成肥料を株元から10cmほど離して与えます。
開花期や実の肥大期には、必要に応じて追肥を行います。
真夏と冬の間は肥料は与えません

窒素分の少な目リン酸多めの肥料が良い
窒素多めだと、株が成長し始めて花を咲かすのを止めてランナーをいっぱい出し始める

肥料が効いてるかの見極め
葉の先がピンク色:効いている
葉の先が茶色:多すぎる
葉の先が白色:足りてない
日光なるべくたくさんの日光を浴びさせて下さい
真夏は半日陰にして葉焼け予防
風通しが良い場所
剪定枯れた葉の処理
時期: 冬になると葉が茶色く枯れてきますが、そのままにしておくと病害虫の発生源になるため、こまめに取り除きましょう。
方法: 株の根元に近い、古くなった葉や枯れた葉をハサミで切り取ります。葉が茂りすぎている場合も、風通しを良くするために古い葉を減らすのが効果的です。

ランナー摘み
時期: イチゴは収穫時期にかけて、親株から「ランナー」と呼ばれるつるのような茎を伸ばします。このランナーに栄養を取られてしまうと、実が大きくならない原因になります。
方法: 収穫前や収穫中に伸びてきたランナーは、根元の近くでハサミで切り取ります。ただし、苗を増やしたい場合は、ランナーを伸ばして育てることもできます。

摘花(てきか)
時期: 最初の花が咲いたときが目安です。
苗のエネルギーを充実させるために、最初に咲いた花や、形の悪い花、茎の弱い花は摘み取ることが一般的です。これにより、光合成でできた養分が効率よく実へ行き渡り、大きくて質の良い実をたくさんつけることができます。
4月,5月以外に出てきた花は株の成長を妨げるため取り除く。
植えつけ10月から11月に行なう。
苗選び
クラウンが大きい物を選ぶ
葉が綺麗な物を選ぶ

植え付け時の注意点
1クラウンを土で隠さない
土の水分で悪くなり枯れてしまいます。

2切り取られたランナーを確認して植える位置を確認する。
切り取ったランナーの反対側から実が出来るのでそれを意識してプランターからイチゴが垂れ下がるように植える。

3プランターは7号サイズに1苗が目安
増やし方ランナーが伸び始めるのは、収穫が終わった後の5月下旬から7月頃です。
この時期に伸びてくるランナーから、子株を育てていきます。

ランナーで増やす手順

ランナーの選定
親株から伸びてくるランナーの中から、元気でしっかりした子株を選びます。
子株の大きさが5cmくらいになったものを使う。
だいだい1、2週間くらいで大きくなる。
ポイント: 細く弱々しいランナーや、病気の兆候が見られるランナーは避けましょう。

ポットへの固定
選んだ子株の根元を、小さなポット(9cm~10.5cm程度)に市販の培養土を入れたものに乗せる(土に埋めない)
子株が土から浮き上がらないように、U字型のピン(ヘアピンでも代用可)やワイヤーなどでランナーを固定します。
重要: 子株はまだ親株と繋がっているので、完全に切り離さないでください。親株から養分をもらいながら根を張らせます。

日当たり
直射日光が当たらない日陰で乾燥しずらい場所で育てましょう

水やり
ポットの土が乾かないように、毎日水を与えます。特に夏場は乾燥しやすいので注意が必要です。
根が張るまでは、親株と子株の両方に十分な水やりが必要です。
(しかしランナーが繋がっていれば親株に水をあげていればランナーから供給されるので子株は枯れない。)

芽かき
クラウンの成長を促すように葉の数は2,5枚くらいでそれ以上になる場合は
外側の葉から葉かきする。

根の確認と切り離し
約2週間~1ヶ月ほどで、子株から白い根がポットの底穴から見えるくらいにしっかり張ってきます。
根が十分に張ったら、親株と子株を繋いでいたランナーをハサミで切り離します。(この時親の方からつないであるランナーはポットの端の上で切る)
切り離したら、ポットの子株は独立した苗となります。

定植
切り離した子株の苗は、涼しい日陰で数日管理して環境に慣らします。
その後、育てたい場所(畑やプランター)に定植します。定植の適期は、通常10月上旬~11中旬です。
定植の際は、クラウン(株元から出ている短い茎で生長点となる部分)が土に埋まらないように注意してください。

-注意点-
剪定際ハサミは綺麗にしてから使う。
病害虫アブラムシ:
3~11月に発生しやすく、特に4~5月、9~10月に多く見られます。見つけ次第補殺するか、市販の殺虫剤で対処します。

炭そ病:
春~秋、特に夏に多湿になると発生しやすい病気です。水やりは葉に水がかからないように株元に行い、風通しを良くすることが重要です。発病した株は早めに取り除きましょう。

うどんこ病:
風通しが悪かったり、乾燥したりすると発生しやすいです。風通しを良くし、必要に応じて薬剤を散布します。

アザミウマ
2mmほどの小さい虫
被害の主な症状
果実の変形・着色不良: 食害された部分が黄色から褐色に変色し、光沢のない硬い果実になります。
葉の変色: 多発すると、葉の葉脈間が黒褐色に変色することがあります。
育てやすい品種1季なり:宝交早生、とよのか、女峰
コンパニオンプランツカモミール:
花が咲く時期同じくらいで、受粉を助ける。
お花の香りでテントウムシが寄ってきてアブラムシを食べてくれる

ボリジ:
花が受粉昆虫(ミツバチなど)を呼び寄せ、イチゴの受粉を助けます。また、アブラムシを遠ざける効果もあります。
気温管理春になり花が咲き始めたら。
なるべく気温を低めに保つようにする、30度以上になると花をつけるのを止めてしまう。
人口受粉受粉に最適な温度20度~30度なるべく日中は維持出来るように熱いなら寒冷紗、寒いならビニールで覆うなど対応する。
夜は10度くらいになっても問題ない。
後は受粉のタイミング花が咲いた2~4日目に行う。
1日目だとおしべの花粉がまだ出ない状態であるため。
4日以降だと花が落ちて受粉する能力が無くなる。
一応黒い綿棒でおしべに触れ花粉が着くか確認することも大事
柔らかい筆で円を描くように優しくこする。

ギャラリー


いちごってこんなやつ

1年間の流れ(1季なり)

植え付け10月、11月

家庭菜園でいちごを育ててみようと思ったらこの時期大体園芸店で苗が出始めるのでお好きなイチゴの苗を選んで購入してきて下さい。

育てやすいのが良いという方は、宝交早生、とよのか、女峰あたりが育てやすいそうです。

植える際は、注意点がいくつかあるので上の植物表を確認して下さい。

2週間に1度液体肥料を上げる

マルチをすると気温の低下を防げたり、土の温度を一定に出来るので苗をぎりぎりまで成長させられる。

マルチが難しいプランター栽培であれば100均に売っている藁やヤシでも平気。

12月~2月 冬

変化として葉が上ではなく、低く横に伸びてなるべく光合成が出来るような形に変わっていく。

冬の間は特にすることはなく、イチゴは寒さに強いので外で管理して問題ないです。

ー10度くらいまでなら平気なのでそこまで寒くならない地域であればそのままで平気です。

寒さに当てることで実をつきやすくします。

水の管理は乾いたらしっかり上げるで平気です。乾燥は苦手なのでほっとらかしには注意です。

葉が紅葉しても切り取らずにそのままで大丈夫です。

2月下旬~3月下旬

このあたりからだんだんと気温が上がってきていちごも休眠から覚めて活動し始めると思います。

葉も上向き伸び始めたり花芽が出てきたりしてするかもしれません。

この時期の作業は、

1葉かきを行う

色の悪い葉や、土のついてる葉などを根本から手で取り除く事で通気性を良くしたり、病気の予防になる。

そこから新しい葉が出てくるようになる。

2肥料をやる

緩効性肥料や油かすなどの肥料をプランターの端にやる。

リン酸が花を咲かせるのに必要なためリン酸が多めの物を使う。

肥料を過剰にあげてしまうと花を咲かせずに葉をどんどん伸ばしてしまい花を咲かせるのをやめてしまう

3病害虫の確認

虫や病気がないか確認し対処する。

食品由来の農薬などを使う

4花芽を剪定する

株が成長していない状態で花を咲かせちゃうと栄養が持ってかれてしまい株の成長が悪くなってしまう。

5ランナーの処理

6月くらいまでは出てきたら取り除く

4月、5月

人口受粉は必要!?

形の良いイチゴを収獲する際は刷毛などで花の部分を軽くこすってあげる

面倒くさい場合でも花の部分を少し手でゆすってあげる程度はするのが良い

追肥

月に1度一掴みまたは一つまみ程度、プランターの大きさや、株の状態で変わってくる。

次に咲く花を大きくする為の追肥になる。

水やり

3月にくらべイチゴは葉の枚数が増えてきたり根っこをどんどん伸ばしてくるので上げる頻度を増やしていく。

気温管理

花は30度以上になると作らなくなりランナーをだし始める、なので出来るだけ高温にならず、風通しが良い場所で育てる。

5度以下になるとダメージ受けて枯れてしまうので、天気予報をみて注意する。

6月、7月、8月

ポット受け育苗上記で説明してます。

ポット受け育苗のする時に親株からランナーが伸びた1つ目を太郎株(子株)は親株の病期など悪い影響を受けやすくなるので、親株から2つ目の次郎株以降の株(孫株以降)を使うと安定したイチゴを収穫しやすい株になる。

9月、10月

定植

植え付け時の注意点
1クラウンを土で隠さない
土の水分で悪くなり枯れてしまいます。浅植えを意識する。


2切り取られたランナーを確認して植える位置を確認する。
切り取ったランナーの反対側から実が出来るのでそれを意識してプランターからイチゴが垂れ下がるように植える。

3プランターは7号サイズに1苗が目安

ポイント

定植時期はなるべく早くして株を成長出来るようにする。

定植後から冬の間

定植後根が馴染む2週間くらいまでは触らずに水やりのみ行う。

なるべく日当たりが良い所に置いて管理する。

プランターであれば藁など土の上に引いて温度管理を行う。

後は葉が5枚くらいで管理し古い葉は取り除きクラウンの成長、病害虫の予防で葉かきを行う。

花の蕾、ランナーは見かけ次第取り除く株の成長を妨げる。

冬の間

この時期は株の成長が止まる為水やりに注意する。土がしっかり乾いてから水をあげるようにする。

葉上ではなく低く横に広がる様な状態になったら休眠の合図。

春までこのまま管理する。