八朔の育て方と記録

自分の記録用と家庭菜園始めたての方の参考になれば良いなと思っています!!
水やり水好き度:3(5段階)
夏場なら1日に1回
冬場4,5日に1回
基本土が乾いたらしっかりあげる
排水性が高い物が良い
肥料春肥:春芽や幼果の成長の為3月下旬から4月上旬
夏肥:新省成長、果実肥大
秋肥:冷寒性と翌年花芽の為に10月下旬から11月上旬秋に追肥する。
肥料割合 40:20:40
葉が黄色ぽくなってきたら栄養が足りないか水が足りないサイン
窒素多めで肥料を考える

肥料について
肥料3要素:窒素N、リン酸P、カリウムK
窒素:植物の成長に重要
リン酸、カリウム:幼木の成長、果実品質に影響

窒素が年間1反に20kgくらいが良い
小木であれば窒素100g分必要
肥料袋に描いてある数字は左から窒素、リン酸、カリウムの順で書いてあり数字の%が割合である。
日光なるべくたくさんの日光を浴びさせて下さい
風通しが良い場所
耐寒気温ー5度なので寒い地域では防寒対策が必要
剪定下記で詳しく説明
植え替え2,3年に1度春前にする
果実苗木から4,5年で実をつける
受粉しずらいので一緒に甘夏や夏みかんを育てその花粉で受粉しやすくすると実をつけやすい。
春芽に実をつけるなので実をつけたい場合は前年の夏芽、秋芽は剪定する。
エカキムシ
葉が白くなるのが特徴です。エカキムシの食害を受けるとかいよう病などの病気を誘発するため、徹底的に防除しなくてはいけません。エカキムシ対策としては、退治と予防が一緒にできる浸透移行性の薬剤を使うと良い

カイガラムシ
カイガラムシは枝などに発生し養分を吸い取るため、枝枯れの原因になる害虫です。そして文字通り表面が硬い殻で覆われているため、薬剤が効きにくい厄介な害虫でもあります。

アゲハの幼虫
春先新芽が出始めたくらいに葉っぱに白い小さな卵を植え付けにきます。
毎日葉のついた卵を手でとれば平気です。
羽化した場合も葉が食べられているあたりにいるので気づいたら取りましょう。
病気そうか病
そうか病は梅雨時期に発生しやすく、枝や葉にイボ状やかさぶた状の病斑が発生するのが特徴です。そうか病の被害を受けた葉が越冬すれば翌年も発病しやすくなるため、感染した葉はこまめに取り除く

かいよう病
新梢がかいよう病の被害を受けると二次伝染源になりやすく、枝や葉が枯れて樹勢が弱くなる原因にもなります。また伝染は、雨や風でできた傷口、害虫の被害を受けた跡などから拡大しやすいのも特徴です。

ギャラリー


こんな感じで育てます

1〜3または4,5年目 小木成長期

園芸店で2苗買ってきたものを別々の鉢に植え替え、追肥して水をあげながら、成長させる。

大体購入時10cmほどだった物が1年で大体30〜40cmほどまで大きくなりました。

春と夏、秋に成長します、冬や寒い時期は成長しない。

樹高が30〜50cmくらいになったら先端を切り枝を分岐させます。開心自然形が理想で管理作業が楽になります。

春はアゲハの幼虫とエカキムシを対策をしっかりやれば後は放ったらかしでも大きくなっていきます。

開心自然形とは

開心自然形の紹介

果樹栽培の基本の仕立て方になります。

春芽が出る前に1年育てた幼木を切り戻しします。高さは30cm程で春芽と夏芽の間の節の下で剪定を行い、そこから伸びた枝を主枝として数本選びそこから枝を放射状に伸ばしていくやり方になります。その分岐する亜主枝は斜め上に向く強い枝ではなく、横向きに伸びる枝の方が良い。上に延びる枝は剪定する

メリット

1:日当たりと風通しが良くし果樹の成長と病害虫の発生を抑える

2:作業性の向上し収穫、剪定がしやすくなる

3:自然な樹形を維持することで長く安定した収穫が期待できる。


剪定

1年目から3年又は4,5年は小木として木を成長させる時期になります。成長に必要な葉を増やしていき木を強くしていく。なるべく剪定はせずに風通しを良くするためや弱い枝、樹形の邪魔になることがない限り切らない。

枝を強くするために春芽、夏芽、秋芽の芽かき、摘芯、摘果を行なう。

  1. 芽が出てきたら、芽が出てきたところから8枚目の葉の先端を取り除く。これは葉や枝を強くする、徒長を防ぐ為にする。芽かきする際は伸ばしたい方向に芽が残るようにする。
  2. 同じ節から芽が出てくる(同年枝)がある場合、弱い芽の方を取り除く同じ場所から芽が出てると養分を取り合い弱い枝が出来るため片方を取り除き強い枝を作る
  3. 小木の時に蕾が出て場合花をつける際に成長する力を使う為木の成長を邪魔するので必ず摘果する。しないと結局実をつけるまでに時間がかかってしまう。

虫対策

小木の場合葉をいっぱいつけ光合成をして大きく強い木になっていきます。

春芽が出てきた辺りでアゲハが葉に卵を産み付けていきます。これは2日に1回葉を見て小さい黄色の卵があれば手で取り除くだけで平気です。

それとエカキムシ葉に絵を書いたような模様をつける虫です。体感こっちの方が厄介な気がします。これも2日1回食品由来の殺虫剤を葉の全体にかけています。


4,5年以降、収穫!!

4年目辺りで木も順調にいけば大きくなっていると思います。

ここでプランターの場合は一回り大きい物に植え替えると良いと思います。

春芽が出てきたらいつも通り芽かき、摘芯を行います。夏芽、秋芽に関しては伸ばさず剪定を行い。次の年に実を成らせる準備を行います。

夏芽を剪定するのを忘れてしまった場合ですが、春芽は茎が丸く、夏芽は三角形の形をしており見分けがつきますまた伸び始めであれば春芽は緑化していて出たばかりの夏芽はまだ黄緑色なのでそこでも見分けがつくと思います。秋芽は強い枝が出来ないのでこちらも出て来たら剪定します。

樹形を乱す枝や上に強く延びる枝も剪定します。

あと力枝といい根っこに近い部分に出てくる枝も剪定します


随時更新していきます

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